ラティス・テクノロジーは、タブレット上で3Dモデルの断面と寸法表示を可能にしたWeb配信ソリューション「XVL Web3D Manager」の最新バージョンを販売を開始した。
紙図面をベースとした製造現場はアナログな手作業に依存し、組立情報の記入漏れ、設計変更への追従遅れ、寸法記載ミス、図面の保管場所の確保、情報漏洩など多くの課題を抱え、それに対しタブレットを活用した製造現場の図面レス化が注目を集めている。
同製品は、タブレットなどに特別なソフトウエアをインストールすることなく、Webブラウザ上で大規模な3Dモデルによる組立図や、3Dアニメーションによる組立手順書の配信が可能。現場作業者はブラウザ上で3Dモデルの確認したい箇所をリアルタイムに断面確認したり、部品間の距離も精度高く計測でき、試作時の問い合わせ件数や確認時間が削減でき、事前準備工数も大幅に削減できる。
不慣れな作業員や外国人労働者もブラウザ上で作業手順を3Dアニメーションで確認でき、手順を即座に理解でき、3Dの組立手順書は生産準備の垂直立上にも役立つ。