NECは、24時間安定稼働が必要とされる設備監視や医療機関などでの利用に適したファクトリコンピュータエントリーモデル「FC-PMシリーズ」の新製品「FC-P34W」「FC-P36K」「FC-P31X」の3機種を4月20日から販売開始した。
新製品は、従来機と比べて筐体サイズはそのままに、処理性能が1.3倍に向上しており、HDDに加え、SSD搭載モデルも用意。FCシリーズとして初となる拡張スロット部分へのNVMeSSD(M.2型:100GB)実装にも対応している。これにより、需要が拡大している画像データや各種ログデータの高速処理が可能となった。
また、従来のクライアントOSに加え、FC-P34WはサーバOSをプリインストールしたモデルとなっており、肥大化したデータの分散処理やセキュリティ対策に向け、IoTシステムにおけるオンプレミスサーバとしての利用もできる。
動作温度は5〜40℃、耐振動、耐ノイズといった耐環境性や、長期供給部材の選定、空冷効果の高い筐体構造により24時間連続稼働が可能。さらに、3年間の長期供給と、供給終了から10年間の長期保守に対応。