CKDは、同社が20年以上培ってきた画像処理技術を応用し、簡単に画像検査システムを構築できる画像処理ビジュアルプログラミングツール「Facilea(ファシリア)」を5月12日に発売した。
同ツールは、難しいプログラミングを必要とせずに、用意されているさまざまなブロックをドラッグ&ドロップでつなげ、簡単な設定入力だけで寸法検査や大きさ検査、色識別、バーコードやQRコードの読み取りなどの画像処理システムを構築することが可能。カメラ、照明、I/O、PCと接続でき、使用目的に合わせて機器を選定することができる。カメラは一般的なWEBカメラにも対応。同ツール1台で複数台のカメラを切り替えて使うことができ、最大100フローまでの作成や、多種多様な画像処理フローの構築が可能。
また、簡単な設定入力で、PLCなどの制御装置やロボット、アクチュエータなどの産業機器と連携でき、既存設備の組み立て工程や検査工程への追加など、幅広く活用することができる。外部システムとの連携により、カメラ検査による自動化も容易に行える。
価格は、1ライセンス9万8000円。販売計画は、2022年度に2440万円。