FUJIは、シーメンスデジタルインダストリーズソフトウェアと日本におけるデジタルエンタープライズ事業で協業し、工場のデジタル化を推進していく。
協業の第一弾として、FUJI岡崎工場にシーメンスのデジタル化技術を統合したSiemens Xceleratorを導入し、電子部品実装ロボット生産のデジタル化を進める。生産スケジュールを工程単位から工場全体のシステムへと変革し、工程間在庫の削減やリードタイムの短縮を図る。
電子基板製造向けには、シーメンスのデジタルソリューションと、FUJIのFUJI Smart Factoryソリューションを連携させ、電子部品実装フロアから組み立て・検査工程まで含む工場全体でのデジタル化を図り、同時に統合基幹システムとの垂直統合を可能にする。
同社は4月からデジタルツインソリューションを提供開始している。