図研の20年3月期連結決算は、売上高は前年比9.4%増の292億9600万円、営業利益は11.2%増の33億9100万円、純利益は22.8%の25億9500万円の増収増益となった。
エレクトロニクス、自動車、産業機器製造業のIT投資が活況で、主力の電気設計システム「CR-8000Design Force」、ワイヤハーネスの設計システム「E3.series」の売上か伸長し、国内子会社の建築業向け3Dソリューションの販売か好調に推移したことが追い風となり、売上高は4期連続で過去最高、営業利益も過去最高を更新した。
製品別では、基板設計ソリューションが13.3%増の47億8200万円、回路設計ソリューションが20.2%増の73億6100万円、ITソリューションが4.6%増の61億9300万円、クライアントサービスが4.1%増の109億4800万円となった。