コンテックの20年3月期連結決算は、売上高は前年比7.7%減の257億3500万円、営業利益は14.1%減の15億6400万円、純利益は投資有価証券の売却による特別利益の計上があり0.6%減の16億700万円の減収減益となった。
製品別では、産業用コンピュータは米国で医療機器需要が拡大し、日本でも物流関連向けの大型案件が有り、7.9%増の115億6000万円を計上。
IoT機器製品は、設備投資の減速の影響を受けて工場向けの計測制御用ボード販売が減少し、13.5%減の40億6300万円となった。
ソリューション製品は、自動車業界の設備投資減少を受け、3.8%減の14億5200万円となった。制御機器製品は半導体関連業界の設備投資減少に伴い、21%減の86億5900万円となった。
今年度の見通しについて、売上高は1.0%増の260億円、営業利益は10.5%減の14億円、純利益は10億円(37.8%減)を計画している。