ロジアスジャパン(東京都千代田区)は、新型コロナウイルス感染症の対策として「アンチウイルスロボット」の販売を開始した。
新製品は、人がいない夜間に、当該エリアを自律走行で紫外線を360度全方向放射して、消毒・滅菌を行うロボット。オプションのサーモグラフィカメラを搭載すると、日中は赤外線による体温検出や異常検知も行うことができる。
消毒と殺菌は、細菌のDNAとRNAを破壊し、効果的に死滅させることができる短波UVC紫外線を使用。自律移動のマルチポイント消毒は、約150分で1000平方メートルの消毒が可能。従来の手動や固定消毒と比べて10倍効率的かつ効果的という。
ロボットは中国の国家規格「GBT 30030-2013無人搬送車(AGV)」に、UV消毒は中国国家規格「GB 19258-2012 UV殺菌灯」に準拠。
寸法は580×500×1200ミリメートル、周囲温度は5〜40度、稼働時間は6時間。