配電盤部門などけん引
日東工業の2020年3月期連結決算は、売上高1394億2100万円(対前期比19.2%増)、営業利益124億200万円(同91.6%増)、経常利益120億3800万円(同87.9%増)、当期純利益80億4800万円(同98.9%増)と2桁の増収増益になった。
部門別では、配電盤部門は国内建設需要など内需の業界への波及効果、熱中症対策として導入が進んだ学校空調に関連した案件を数多く獲得したことにより、売上高474億7200万円(同9.6%増)。
キャビネット部門は、システムラックの好調、製品の価格改定が売上増加に寄与、同245億8500万円(同4.3%増)。情報通信関連流通事業は、大型オフィス移転やデータセンター市場における案件を数多く獲得しネットワーク関連商材の売り上げも増加し、同407億7400万円(同23.9%増)。
21年3月期は、売上高1290億円(同7.5%減)、営業利益77億円(同37.9%減)、経常利益75億円(同37.7%減)、当期純利益47億円(同41.6%減)を予想している。