キャプテンインダストリーズ(東京都江戸川区)は、火花や薬品などから産業用ロボットを保護するロボット用保護カバー「ロボスーツ」の国内販売を開始した。
ロボスーツは、米国・ロボワールド社が手掛けており、採用素材や動作に対応する裁断方法をはじめ、さまざまな研究開発を行い製造されている。近年のロボット動作環境の多様化と、より過酷な環境の中でロボットを保護する耐久性が求められることから、飛び散る塗料や鉄くず、ブラスト材、スパッタ、クーラント、化学薬品など多種多様な飛散物にも長時間耐えて対応でき、ロボット動作の妨げにならない形で保護できる専用カバーとなっている。
ロボットのさまざまな動作を想定し、ベーススカート、ベーススカートリング、ベースカバー、下腕、下腕リング、上腕、上腕リング、手首、リストリングなど多数の部品で構成。有名メーカー製のロボットをベースとしているが、用途に対応したオーダーメードで、イエロー、ブルー、ホワイト、ブラックなど各色に対応可能。最大放射温度は約350℃。