アズビルの空調用高機能バルブ「流量計測制御機能付電動二方弁ACTIVAL+」が、2019年度日本機械学会賞優秀製品賞を受賞した。
同賞は、日本機械工学会が「日本の機械工学・工業の発展を奨励する」ことを目的に1958年に設けた表彰制度で、優秀製品賞は、機械の環境対応・効率改善、精度・品質向上などへの貢献といった評価項目に該当する製品に贈られる。
今回、ACTIVAL+は、コントロールバルブに流量計測機能を付加したことで、過流量を抑制し、熱源機やポンプの運転台数の削減により空調システムの省エネを図ったことや、安定して計測できる構造、アルゴリズムの開発・搭載により流量計測精度の向上を実現していること、従来の電動二方弁に圧力、温度、流量、熱量の計測・制御機能を加え、かつ小型軽量であることなどが評価された。
ACTIVAL+は、年間5万台の販売実績を持つ空調用電動二方弁ACTIVALシリーズの上位機種。制御弁に計測機能を一体化させ、1台でエネルギー管理を行うことができ、建物の空調・熱源の省エネが可能。