日本航空電子工業は、産業機器向け安全機器接続用小型インターフェースコネクタ「DZ02シリーズ」のプラグハーネスを新たに開発、販売を開始した。
近年、自動化ラインや協働ロボットなどの導入が進むに伴い、作業者の安全を守るための工程制御を行う安全装置の必要性が高まっている。
新製品は、サーボアンプ、モーションコントローラー、PLCなど、産業機器を制御する機器と、安全機器とを接続する小型インターフェースコネクタのプラグハーネス。ギガビットイーサネット用コネクタ規格IEC61076-3-122(TYPE-1)に準拠しており、安全機器からの信号によってモータへの電流を遮断する機能のSTOケーブルとして使用。コントローラと安全機器との接続を、同ケーブルハーネスで対応することができる。
1.27mmピッチで小型のため、機器内の省スペース化を実現し、耐振動性に優れたロック機構を装備。すでに販売しているレセプタクルや短絡プラグと、プラグハーネス一連で提供が可能。
芯数は8極(4極×2段)、使用温度範囲はマイナス40〜プラス85℃。