凸版印刷は、手軽に導入できるクラウド型の製造DX支援ソリューション「NAVINECT(ナビネクト)クラウド」を、製造業へ向け5月21日から販売開始した。
NAVINECTは、同社がこれまで幅広い業種の生産品目に対応するため、自社の製造現場で開発・実装・運用してきた130ものアプリケーション群とデジタル化のノウハウを生かしたソリューション。従来はオンプレミスで提供していたNAVINECTの主要なアプリケーションを、新製品ではより手軽に導入できるよう汎用化し、クラウド環境で提供する。
「生産点検」「見える化」など、製造現場のデジタル化においてニーズの高い5カテゴリを提供、組み合わせて運用することが可能。インターネット環境があれば、さまざまなデバイスでどこでも利用することができる。5カテゴリの内、「生産点検」「見える化」は5月21日から提供開始、「在庫管理」「帳票管理」は7月、「トレース」は2020年度中に順次提供を予定している。
同社は今後、製造業を中心にさまざまな企業へ拡販し、21年度までに関連事業を含め約150億円の売り上げを目指すとしている。