横河電機は、ポリエステル樹脂リサイクル事業を展開する日本環境設計(東京都千代田区)へ出資し、最新のリサイクルプロセスを活用した事業で協業していく。
ポリエステル樹脂の需要は今後も世界的に拡大すると予想されており、ポリエステル樹脂を材料として使用する企業では、リサイクル原料の使用比率を高める動きが活発化している。
日本環境設計は、ポリエステル樹脂をケミリサイクルし、石油由来の樹脂と同品質のポリエステル樹脂を製造する独自のリサイクル技術を保有。一般的なリサイクルでは困難な不純物の除去が優れていることから、高品質な樹脂として活用と再生を繰り返すことができる。
横河電機は今回の資本提携と業務提携により、資源循環社会の実現に向けて協業を進めるとしている。
また、日本環境設計では、ITを活用した既存工場のスマート化を進めており、横河電機の最新の計測・制御・情報の技術と製品を導入することで、生産供給体制の拡大を図るとともに、世界最先端の資源循環を可能にする操業の実現を目指すとしている。
横河電機 日本環境設計に出資、資源循環社会の実現へ協業
- 2020年6月17日
- FA業界・企業トピックス
- 日本環境設計, 横河電機
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