独・ジック社は、センサデータの活用に向けた新しいデジタルソリューションポートフォリオとして、「AppSpace」と「IntegrationSpace」の2つを開発した。
いずれもセンサからクラウドに至るまで、データのシンプルな垂直統合が可能になっており、デジタル化時代での未解決の課題を克服するためのソリューションとしてプラントとプロセスの運用でさらなる効率化が可能になる。
AppSpaceは、SensorAppを使用して、プラグラマブルセンサとエッジデバイスを新しいタスク用に設定することができ、プログラミングの知識なしでも使える。いま問題になっているコロナウイルスの感染拡大を抑制する手段として、新しいSensorAppとハードウエアを組み合わせることで、公共の場と事前定義した場所で推奨最小距離を保つことが可能になる。
また、個人情報を使用しないため、利用企業にとっては衛生面だけでなくデータ保護法規の面でも安全性が確保される。公共施設、観光施設、飲食店、販売店やさまざまな業種で、フロア面積での最大人数と人間同士の最小距離を簡単に把握し続けることができる。
IntegrationSpaceは、センサとそのデータの仮想表現へのアクセスが可能で、透明性の確保とビジネスプロセスの改善に貢献する。これにより、ユーザーはデジタルサービスの管理と購入を簡単に自分で行うことができる。
ジック 2つのセンサソリューション開発、データの垂直統合が可能
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