安川電機は、産業用高圧、および発電事業者用特別高圧案件向けの分散型太陽光発電用パワーコンディショナ「XGI1500(150kW)」を、2020年1月に米国市場に投入したのに続き、6月15日から日本市場でも販売開始した。価格はオープン。
新製品は、太陽光発電システムのトータルコストを低減するため、1500Vまで高電圧化することで損失を低減するとともに、パワーコンディショナの台数や交流集電箱、配線などの周辺部材費用の低減が可能になる。
また、運転・保守の費用を低減へ、LCDレス、電解コンデンサレス、ヒューズレス設計で部品点数を削減するとともに、Wi-Fiを内蔵し、スマートデバイス(アプリ不要)からパワーコンディショナとの通信や一括設定、簡易モニタリングが手元で可能で、初期設定や試運転調整、運転および保守の効率化に貢献。さらに、ねじ端子台採用により、テスター等の操作性も優れている。
そのほか、製品は標準で5年間の無償保証、広範、良質なサービスネットワーク「YASKAWAコンタクトセンタ」での24時間受付、日本全域サービスネットワークサポートが可能、などの特徴を有する。