横河電機は、子会社のヨコガワ・サウジアラビアが、トルコの大手建設会社から、サウジアラビアに新設するジュバイル・リヤド給水システム向け監視システムを受注したことを発表した。
ジュバイル・リヤド給水システムは、給水量が日量120万立方メートルと世界最大級の給水システムで、全長412キロメートルのパイプライン、ジュバイルにあるポンプ施設、中間ポンプ施設2基、貯水場2カ所で構成。
同社は、ネットワークベース生産システム、流量計などのフィールド機器、パイプラインの漏水検知システム、水質監視用分析装置、SCADAソフトウエアを納入し、これらの製品やそのエンジニアリング、据え付け、試運転を含むプロジェクト全体の遂行は、ヨコガワ・サウジアラビアが行う。
2021年3月までに納入を完了し、21年末に稼働を予定。