パナソニック ライフソリューションズ社の「コンパクトブレーカ」と、同ブレーカを搭載した住宅分電盤「コンパクト21」がこのほど、発売から20周年を迎えた。
2000年に発売したコンパクトブレーカSH型は、それまでの製品と比べて横幅が2分の1と大幅にコンパクト化し、エアコン工事などで必要な100V、200Vの切り替えもボタン1つで可能にした。また、電線接続部に速結&プラグイン方式を採用したことでねじ締め作業が不要となり、コード短絡保護用瞬時機能の搭載によって、従来の安全ブレーカでは保護できなかった小さな短絡(ショート)も瞬時に遮断できるようになった。
このコンパクトブレーカSH型を搭載したコンパクト21は、16回路タイプではそれまでの製品よりも約20%のコンパクト化とすっきりしたデザインを実現。累計販売台数は、2020年5月末時点でコンパクトブレーカが1億4000万台、コンパクト21が1200万面を突破した。