チノーは、爆発性ガス雰囲気で使用可能な温度・湿度センサ「壁取付形温湿度計(本質安全防爆構造)HN-E8シリーズ」を、6月30日から発売した。
新製品は、産業安全技術協会(TIIS)の検定試験に合格した本質安全防爆構造の温湿度計で、絶縁バリアと組み合わせて、工場プラントなど可燃性ガスが存在、または存在する恐れがある場所に設置して使用することができる。また、絶縁バリアによって、A種接地工事が不要。
本体の液晶表示部に温度・湿度の測定値を表示し、静電容量式湿度センサによって、安定した測定を実現する。石油化学関連や製薬関連プラント、精密空調等の防爆区域では静電気対策や品質管理用途などで温度・湿度計測のニーズが増加しており、幅広い分野で使用できる。
センサ一体形(測定温度範囲=マイナス20~プラス60℃)とセンサ分離形(マイナス40~プラス60℃)を用意し、用途に合わせて選択可能。