シュマルツは、モジュール式で自在に設計・調整ができるツーリングシステム「SXT」を発売した。
新製品は、約150種類のパーツからなるツーリングシステムで、パイプやクランプ、真空パッド用のホルダーなどを組み合わせ、アプリケーションに合わせた最適な形状のハンドを自在に作製することができる。パーツ同士はボルト留めで連結するため、専用の工具は不要、組み立てや改造も容易に行える。
モジュール式のため、変更が生じた際にも簡単にハンドの調整ができ、テストやトライ用としても気軽に利用できる。ハンドを分解できるので、パーツの再利用や、未使用パーツを省スペースで保管することも可能。
パーツは、軽量で高耐久の6000系アルミを採用しており、ハンドの軽量化によりロボットへの負荷を軽減。
また、真空パッドや真空発生器に対応したホルダーもラインアップしているため、ロボットフランジから真空パッドまでまとめてそろえることが可能。