EIZOは、インフラや設備保全業務・監視で映像補正で視認性を向上させるシステム「DuraVision EVS1VX」を8月25日に、「DuraVision EVS1VS」を10月中に発売する。
同製品は、カメラで撮影された映像データに補正処理を施すシステム。カメラやビデオレコーダーなどとHDMI端子で接続し、入力映像に視認性向上処理を行い、HDMI出力する。画像の質によって確認精度が左右されたり、結果が作業者スキルに依存して確認品質が安定しないといった課題を解決し、不良や不具合の検出精度を向上させる。
例えば工場やプラント、道路・橋・鉄道などのインフラの点検や、設備の不良箇所の検出の際に、天候の影響で見えづらい映像を見やすく補正してモニターに映し出し、カメラの補正機能や照明では補うことが困難だった映像の視認性改善に効果を発揮する。
EVS1VXはEVS1VSの上位機種として新しい視認性向上技術「Visibility Optimizer X」を搭載し、リアルタイムに画素ごとに処理強度を最適化し、映像に含まれる情報を強調する。利用シーンに応じて設定の使い分けなどが可能。