横河計測は、同社の光通信関連機器用のマルチアプリケーションテストシステムAQ2200シリーズに、センサモジュール「AQ2200-212」と、デュアルセンサモジュール「AQ2200-222」の2モデルを新たにラインアップ、7月14日から発売した。
AQ2200シリーズは、光伝送装置や光デバイスの開発・生産時に、光の特性評価に必要となる光スイッチ、光可変減衰器、光パワーメータなどの機能をプラグインモジュールにして各種用意。モジュールを自由に組み合わせて測定アプリケーションを構築でき、交換や増設によって新しい測定システムを構築することができる。
新製品は、光通信ネットワークに必要な半導体レーザーや光トランシーバなど、光部品の生産ラインにおける試験・検査システムに最適な光センサで、高速光パワーメータを1台、または2台搭載した2モデルをラインアップ。
測定時間を最小100μ秒に短縮し、試験・検査時間の短縮が可能となる。AQ2200-212は、受光パワーをアナログ電気信号で出力する機能を搭載しており、パワーの変動を高速でモニターできる。
光通信に使用されている波長帯を1台でカバーし、プラス 15dBmの高出力光まで測定が可能なため、近年、高出力化している半導体レーザーや光トランシーバの測定ニーズにも対応。