HappyLifeCreators、AR活用の現場作業支援サービスを提供開始

スマートグラスで正確かつスピーディーな作業を実現

令和創業のITベンチャー、HappyLifeCreators(大阪市淀川区)は、ビルやプラントなどの点検作業の効率化と作業員の働き方改革を支援する「TASKel」の提供を8月17日から開始する。

 

近年、ビルやプラントの設備管理業界においては労働力不足に加え、目視確認などアナログ作業による長時間労働が慢性化しており、また、作業員によって判断基準が統一されていないことも課題となっている。

そこで同社では、これまで受託開発で培ったスマートグラスの知見とIoTなどの先進技術を活用して、現場での作業報告から修繕提案までの業務を効率化し、労働時間の短縮と効率的な作業員の育成を支援するソリューションを提供開始する。

 

製品特徴

①ペーパーレスによる作業工数削減
紙で管理していた点検結果を、スマートグラスの音声入力で行うことで報告書を自動作成

②ハンズフリーで足場が悪い場所でも安全に点検
スマートグラスの音声入力により、チェックシートを手に持たなくていいので足場の悪い現場や厚手の手袋を装着しての作業も安全に遂行

③作業結果登録機能で作業員・管理者の働き方改革を推進
作業結果はその場で管理者へ送信できるため、帰社後に報告書を作成し管理者の承認を得るという工程が不要になり労働時間を短縮。従業員同士の接触機会を減らせるのでコロナ禍におけるオフィスの三密対策としても有効。

 

製品概要

TASKelは設備点検、作業報告書の作成、管理者の承認までの一連業務を効率化するサービス。スマートグラスの画面に表示される手順通りに点検結果の音声入力、タップ入力、画像登録を行うと報告書が自動作成され、作業結果はその場で管理者に送信できる。作業内容は管理者が事前登録を行い、作業員は手順通りに進めるだけなので、個々の判断基準に左右されず正確な業務遂行が可能。また、点検項目に閾値を設定すると異常値が出た場合に作業員に通知される仕組みのため、スムーズな確認作業が行える。

既にモニターとして同サービスを導入している企業から「管理者による異常項目の確認作業時間が8割程度削減できた」など好評という。また、現在大手車両機械メーカーでも導入を進めている。

 

基本機能

オンプレミス環境での提供、導入先にて情報システム共有・運用を行う

 

対応デバイス

Android OS対応の片眼式スマートグラスおよび両眼透過式スマートグラス
※スマートフォンでも対応可能

 

■HappyLifeCreators

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG