経済産業省による「2020年度ものづくり・商業・サービス高度連携促進補助金」の採択先が決まった。74件172社の応募から29社71件を選定した。
同補助金事業は、中小企業の生産性向上に向けて複数社間の連携した取り組み、プロジェクトに関して補助するものとなる。
具体的には、福岡県の筑豊製作所と光栄テクノシステムによる「高出力化した産業機械のメンテナンスから加修対応までの短納期化とサービスの一体化計画」や、三重県の伊藤製作所とウチダ製作所の「DX技術を活用した板鍛造プレス量産加工のサービス化」、タガミ・イーエクス、東和、アイデン、新日本溶業、鈴木鉄工の石川県の4社による「石川発 製造業オープン連携プラットフォーム構築・生産性向上事業」、高知県の海洋堂高知と高知機型工業の「国外生産していたフィギュア製品の国内内製化による新産業創出」などが選ばれた。