河村電器産業(愛知県瀬戸市)のグループ会社、河村物流サービス(同)は、国土交通省・経済産業省・農林水産省が提唱する「ホワイト物流」推進運動の趣旨に賛同し、自主行動宣言を提出した。
「ホワイト物流」推進運動は、トラック運転者不足が深刻になっているため、国民生活や産業活動に必要な物流を安定的に確保し、経済の成長に役立つことを目的として実施されている。
その内容として、①トラック輸送の生産性の向上・物流の効率化 ②女性や60代の運転者なども働きやすい「ホワイト」な労働環境の実現-を目指している。
河村物流サービスは、1997年1月に河村電器産業100%出資の物流子会社として設立され、北海道から沖縄まで、全国8カ所の倉庫で商品を保管し輸送している。
今回、自主行動宣言の取り組み内容として、取引先から、荷待ち時間や運転者の手作業での荷卸しの削減、付帯作業の合理化などについて要請があった時には、協議に応じるとともに、積極的に提案することを決めた。
また、パレット、カゴ台車、折りたたみコンテナ、通い箱などを活用して荷役時間を削減する。