Kyoto Robotics(KRC、滋賀県草津市)とPALTEC(大阪市中央区)は、「2020年度ロジスティクス大賞」(日本ロジスティクスシステム協会主催)の「大賞」を受賞した。
大賞受賞のテーマは「日用品卸センターの省人化・自動化における知能ピッキングロボットの活用〜マスタレス・ティーチレスのケースピッキングロボットの開発と導入〜」。PALTECの物流ノウハウと、KRC独自開発の「目(ビジョンセンサ)」と「脳(AI)」を活用したマスタレス・ティーチレスのケースピッキングロボットを開発し、事前のマスタ登録や動作プログラミングを不要とする出庫作業の自動化を実現した。
また、同ロボットにより計測したケースサイズや重量などのデータを倉庫管理システムなどに取り込み、2次利用するシステムも構築。これにより、新商品の登録作業やリニューアルによる変更登録作業を不要にし、出荷作業にも活用することで物流センター全体の人への負担軽減に貢献するとしている。