国際電業(名古屋市昭和区)は、新型コロナウイルス感染拡大防止のために開発した「アルコール消毒用フットスイッチ」を愛知県の特別支援学校に寄贈した。
アルコール消毒用フットスイッチは、同社が工作機械、医療機器用フットスイッチで培った技術を生かして開発した。スイッチを足で踏むことで、500ミリリットルの容器に入れたアルコール消毒液がノズルから出てくる。手で触らないため、感染予防に衛生的に安心して使用できる。
電源不要のエア式で、チューブの引き回しも簡単、コンパクトサイズでどこにでも設置可能。消毒液は85%以下のエタノールを使用する。
同社で愛知県に寄贈申請を行ったところ、県立特別支援学校で利用したいということになり、このほど愛知県庁で寄付品贈呈式が開かれた。愛知県教育委員会長谷川洋教育長らが出席し、同社がアルコール消毒用フットスイッチ50個(55万円相当)を寄贈、教育長から感謝状が贈られた。
同社では、今後も愛知県日進市の日進市立小中学校、名古屋市内の全区役所などに寄贈を行う。また、オフィス、学校、福祉施設、病院、飲食店などの玄関設置用に販売していく。