日本モレックス(神奈川県大和市)は、ハウジングとハーネスロックパーツを一体型にし、確実な電気接触と嵌合保持を実現する「Micro-One電線対基板用コネクター」を発表した。
新製品は、独立型セカンダリーロック(ISL)とリセプタクルハウジングの一体成形により、部品の点数を削減し、ハーネス作業を簡素化することが可能。一体型のISL機構によって、端子がハウジング内に収まる構造のため、不完全な端子挿入や脱落を防止することができる。
ISL一体型リセプタクルハウジング、ストレートヘッダー、ライトアングルヘッダーで構成され、対応するケーブル径は22、24、26、28AWG。ピッチは2.0ミリメートル。極数展開は1列2〜8極と市場ニーズの高いバリエーションがそろい、色は黒と、オプションでナチュラルアイボリー色も用意。
ストレートヘッダーの嵌合高さは15.20ミリメートル、ライトアングルヘッダーは16.20ミリメートルと低背設計。また、ISL一体型リセプタクルハウジングは、端子を挿入しISLを閉じてロックした際の長さが11.30ミリメートルのため、軽量化と実装スペースの節約も可能。