電子・電気機器がけん引
グローバルインフォメーションが取り扱うMarketsandMarketsの市場レポート「クリーンルームロボットの世界市場(〜2025年):関節型・スカラ型・協調型ロボット-COVID-19の影響」によると、世界のクリーンルームロボットの市場規模は予測期間中12.0%のCAGRで推移し、2020年の48億米ドルから2025年には85億米ドルの規模に成長すると予測されている。
電子・電気機器産業からの需要の拡大が同市場の主な推進因子となり、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生による衛生基準の向上に伴い、クリーンルームロボットの需要が食品・飲料、医薬品などの産業でも増加すると予測している。
一方、中小企業向けの産業用クリーンルームロボットの設置コストの高さが市場のさらなる成長の妨げとなっている。
ロボットタイプ別では、2019年の市場シェアでは関節ロボットが最大の規模を示しているが、予測期間中の成長率では、コストが低く、4軸でかなりの自由度が得られるスカラロボットの部門が最大のCAGRを示す見通しとなっている。
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