IDECファクトリーソリューションズ(IDEC-FS)は、産業用ロボットや協働ロボットをプログラミングできるロボットオフラインシミュレーションソフト「RoboDK」を、ロボット工学などを学ぶ高等専門学校と大学向けに30校限定で10月5日から無償提供するサービスを開始した。
RoboDKは、2015年にカナダで設立されたRoboDK社の技術を結集したシミュレーションソフトで、世界中のスタートアップ企業が開発したロボット動作ソフトウエアの中でTop5にランクインされるなど、世界的に高く評価されている。
IDECファクトリーソリューションズは、16年からRoboDKの日本における総代理店として販売を行っており、20年には日本語版もリリースされたことから、使いやすさが大幅に向上している。メーカー標準のシミュレーションソフトがないUniversal RobotやJAKAといった、海外メーカーの協働ロボットにも幅広く対応しており、500種類を超えるロボットアームをライブラリとして用意している。
また今回、ロボットシステムを構築・設計するための法律や、リスクアセスメントなど安全方策に関するWebを活用した教育支援も併せて提供する。