セーフティグローバル推進機構(IGSAP)の理事で、元パナソニックの梶屋俊幸氏がIEC(国際電気標準会議)ロード・ケルビン賞を受賞した。同賞は、5年以上にわたりグローバルな電気・電子技術標準化に顕著な功績があったと認められた者に授与される。
今回の受賞理由は、IEC適合性評価制度への戦略的改善を通じた日本の産業界の円滑なグローバル事業展開と各国制度の国際化促進への活動が認められたため。
梶屋氏は、2005年から現在までIECEE(IEC電気機器・部品適合性試験認証制度)認証管理委員会委員として、国際的な認証制度であるCB証明書発行に係るQCD(認証の質、認証コスト、認証の迅速化)の最適化に取り組み、日本の実情に応じた意見の反映に大きく貢献した。