アムニモ(東京都武蔵野市)は、さまざまな産業用のシステムにおいてエッジコンピューティングを実現するLTEゲートウェイ「Edge Gateway amnimo Gシリーズ AG10」を開発、10月21日から販売開始した。
新製品は、Dual-CoreのARM CPUに2GBのRAMを搭載し、さらに大容量のSSDを搭載することが可能なLTE通信対応のゲートウェイ。インターフェースは、Ethernetポートを5ポート実装し、そのうちの4ポートは機器に対して電力の供給が可能。シリアル(RS232)ポートやUSB2.0、I/Oポートなども実装し、さまざまな産業用の機器と接続することができる。
また、瞬停・瞬断、大きな電圧降下やノイズの発生といった影響への耐性が強く、不安定な電源下でも利用が可能。通信中にネットワーク障害を検知した場合には、すぐに別のSIMカードを使用し通信ネットワークを切り替えることもできる。クラウドアプリケーションとの連動により、保守運用に関する作業をクラウド経由で実施することも可能。
監視カメラのシステム構築にも適しており、4台のカメラを同時接続してPoEにてカメラに電源を供給したり、撮影した映像をSSDに録画することもできる。