簡単に回転機器の故障予知
IMVは、ISO評価基準に基づき機械の予知保全がボタン操作一つでできる「判定振動計VM-4431」を10月から発売。機械が壊れる予兆としては振動のほかに、電流値、偏芯、温度、音などのパラメータに異状が起こることで知ることが出来るが、特に回転する部分を内蔵している機械では「振動」は本来最も予知保全に有効な方法である。
判定振動計VM-4431は「振動シビアリティ測定器に関する要求事項10861-3:2009」に規定された速度のrms値の区分境界をしきい値として、機械の状態を「良、可、警告、危険」の4段階に分けて判定し、絶対値と共に表示の色でも判定結果を与えてくれるポータブルの振動計。
また「データビューワー・ステーション」というIMV独自の無料のソフトをIMVのHPから無料でPCにダウンロードし、判定振動計VM4431内に16G、最大1万件まで蓄積・保存されたデータをPCに取りこむことでグラフ化されたデータの可視化も可能。
より詳しい計測をしたいユーザーには、測定モードの選択により速度のみならずエンベロープ加速度、変位の計測も可能。定価は15万円。