パーツローカライゼーション
SICK(ジック)が9月から一般市場向けに販売を開始した3Dロボットガイダンスシステム「PLP1000」は、直感的なインタフェースにより簡単な操作で使え、ほとんどのロボットメーカーに対応している。
同社の既存産業用3Dカメラに基づき、プリセットソフトウェアとハードウェアのコンビネーションを活かし圧倒的コストダウンに成功した。
保護構造IP67の頑強な金属筐体に納められているため、過酷な産業環境アプリケーションでの使用にも適している。
またアライメント機能により、ロボットの先端であればどの向きにも取り付けでき、自由度の高い設置が可能。さらに、出力値はロボット座標系に変換されるため、使用環境の物理的スペースに大きく制限されず、しかもキャリブレーションされた後の出荷で、最初から効率的に光学的な歪みを補正し、ミリ単位で出力可能。
同社の新しいロボットガイダンスシステムPLPのアプリケーションは、さまざまなタスクを迅速に切り替えて実行するため、1つのシステムで費用効率の高いアプローチができる。
パーツピッキング、ラックからの取り出し、ネジの締め・緩め、溶接やシール材塗布など、自動車およびエレクトロニクス業界ですでに採用されている。