自動バックアップ回線切り替えや自動復旧機能で無人屋外監視システムが構築可能
ハイテクインター(東京都渋谷区)は、小型産業用LTEルータ「HWL-3511-DS」を、11月2日から販売開始した。
昨今、障害物や距離にとらわれないキャリア回線での映像監視やデータ伝送が広がる中、携帯電話網で使用されるLTE回線は、キャリアによって接続可能地域や通信速度にばらつきがあるため、「通信がうまくいかない」「速度が出ない時間帯がある」といった問題が発生している。
そこで同社では、回線切断リスクを抑えた、デュアルSIM/マルチキャリア対応の小型産業用ルータ「HWL-3511-DS」を発売。利用するキャリアを、通信状況や時間帯に応じて自動選択し、屋外でのデータ収集や監視カメラの映像確認などを行いたいときに手軽にネットワーク構築が実現できる。
デュアルSIM対応のため、メインの回線が切れた際にバックアップ回線で通信を復旧させることが可能。また、Wi-Fiアクセスポイントの機能を持っているため、本製品の周辺でスマホやPCのインターネット通信をしたり、センサデータの収集をしたりすることができる。
動作温度は-30~+60℃と広く、軽量/小型筐体のため、屋外設置にも適している。回線切断リスクを抑えたフェイルオーバー機能、バックアップ回線への自動切り替えやネットワーク監視ウォッチドック機能搭載により、回線/システム異常検知時にも自動復旧することが可能。非中国製のモジュールを採用。
■製品詳細:「デュアルSIM/マルチキャリア対応 小型産業用LTEルータ HWL-3511-DS」
◎シリーズ 実績
・政府機関のデータ伝送用途
・ソーラ発電の現場に おける、IPカメラの映像伝送やセンサデータの収集
・工場、トンネル内、工事現場、ソーラ施設、森林内など携帯電話がつながる場所での無人監視(距離や場所を問わず)
出典:ハイテクインター「デュアル SIM/ マルチキャリア対応 小型産業用LTEルータ『HWL-3511-DS』の販売を開始」