国内、輸出ともに100%割れ
日本電気制御機器工業会(NECA)がまとめた2020年度第2四半期の電気制御機器の出荷総額は1396億5000万円で前年同期比84.7%となった。
品目別では5大品目(操作用スイッチ、検出用スイッチ、制御用リレー、PLC・FAシステム機器、制御用専用機器)全てで前年同期実績を下回った。操作用スイッチ、PLC・FAシステム機器は10期連続、検出用スイッチは8期連続、制御用リレーは7期連続、制御用専用機器は4期連続で100%を割っている。
国内出荷額は810億7000万円で、前年同期比は81.6%と7期連続で100%を割った。
輸出出荷額は585億8000万円で、前年同期比は89.3%と、10期連続で100%を割った。
仕向け先別では、アジア・太平洋の内数の中国を除く全てで100%を割った。北米、ヨーロッパは7期連続、アジア・太平洋は2期ぶりに100%を割ったが、アジア・太平洋の内数の中国だけは2期連続で100%を超えた。