IDEC 新リレーモジュール、自己診断&結果出力可能

多数の入力機器も接続OK

IDECは、マイコンの搭載による自己診断と、その結果を出力できる安全リレーモジュール「HR6S形」を、11月16日からグローバルで発売する。

安全リレーモジュールは入力機器からの信号を受けて、システムに異常がなく安全を確認できた場合に出力機器に信号を送り機械を運転させる機器で、異常があった際には出力をオフにするが、これまではどのような問題があるのか詳細はわからなかった。

新製品は、マイコンによる診断を行うことで、短絡箇所や同期エラー、入力待ち状態など、約20のエラーやステータスを出力することが可能。安全システムや機械の故障などによる生産停止を防ぎ、予知保全に貢献することができる。また、従来製品は、非常停止用押ボタンスイッチ、安全スイッチ、非接触安全スイッチなど各種入力機器によって対応する安全リレーモジュールが異なっていたが、新製品は、機種により最大7種類の入力機器に対応し、ダイヤルを切り替えることで各入力機器を接続することができる。

LEDインジケータによってステータスを現場で確認でき、その場でトラブルの原因を把握、すぐに対応することが可能。

パフォーマンスレベルやカテゴリ、対応する入力機器などによって選べる6機種と、拡張モジュール1機種の計7機種を用意。内5機種は11月16日に発売し、2機種は2021年早々に発売する予定。

安全リレーモジュール「HR6S形」

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG