NEDOが公募する「Connected Industries推進のための協調領域データ共有・AIシステム開発促進事業/サプライチェーンの迅速かつ柔軟な組換えに資するデジタル技術の開発支援」の実施予定先が決定した。
駿河精機「SURUGA Cyber Physical Systemsによるサプライチェーン強靭化の実現」、ロボコム・アンド・エフエイコム「タイムベース戦略型サイバー・フィジカル・システムの開発」、ビジネスエンジニアリング「サプライチェーン組換えや全体最適評価可能な原価企画/見積シミュレーション開発事業」、キャディ「特注加工品製造領域における最適受発注マッチングプラットフォームの開発」、ラティステクノロジー「製造工程間でのシームレスな連携を実現する3Dデジタルデータ連携ツール開発」など11件。
コロナ禍でサプライチェーンの寸断リスクが増大し、柔軟かつ強靭な組み換えができる事業体制の構築の重要性が高まるなか、同支援事業では、調達可能な部品で生産可能な代替製品の迅速な設計・生産や、自社工場での生産継続が難しい場合に代替生産が可能な他の拠点や協力企業への生産工程の移管、代替生産を引き受けた企業における短期間のリードタイムでの生産稼働開始等、各製造工程間の連携強化と高度化などを実現するための工程間のシームレスなデータ連携や企業間のセキュアなデータ共有を可能にするデジタル技術の開発を支援する。