日本モレックス(神奈川県大和市)は、LoRa周波数帯で動作するホイップアンテナ「LoRa外付けアンテナ」を発表した。
新製品は、360度の優れた指向性カバレッジを提供する、細い線型のホイップアンテナ。高周波数帯の866および915MHzのLoRa周波数帯で動作し、長距離のカバレッジを提供する。
種類は、866MHzに対応し、嵌合方式がSMAコネクター(オス)の「216196001」と、915MHzに対応し、嵌合方式にRP-SMAコネクター(メス)が採用されている「2161960011」の2種をラインアップ。ヒンジジョイントにより、各製品とも垂直面で90度、SMAコネクターは水平面で180度回転でき、全方向に優れたカバレッジを提供する。
長さは196.00mm、重量は23.5グラム、動作温度はマイナス40℃〜プラス85℃に対応。
スマートシティ、スマートメーター、パワーデバイス、スマートロジスティクスなどの産業用や、農業におけるIoTなどの用途に適している。