新型コロナの影響により、展示会なども中止されることが多いが、国際電業(名古屋市昭和区)は10月19〜22日に中国上海市で開かれた「中国国際医療機器設計・製造展 上海」に医療関連機器を出展した=写真。
同展示会は、アジア太平洋地域における最大規模の医療機器展で今回が31回目の開催となり、同社は毎年出展している。コロナの影響でニーズが高まっている自社商品として、アルコール消毒液用噴霧器をデモ機でアピールした。
同社のサイレントDCソレノイド「SSD-16」を駆動用アクチエータとして使い、足元の同社のフットスイッチ「SFA-1W」を踏む事で、アルコール消毒液が噴霧され、手を触れる事なく、安心して操作出来る。
その他、上昇スイッチを踏むとLEDが上昇し、下降スイッチを踏むとLEDが下降する2連フットスイッチとCTスキャンのデモ機、各種医療機器向けフットスイッチなどを展示、来場者に実際に踏んで体感してもらった。
コロナ禍の状況にもかかわらず、予想を上回る来場で大盛況だったという。日本から担当者は行けなかったが、現地スタッフが動画情報を随時送り、展示会の模様が同社HPでリアルに動画配信された。現在もユーチューブで動画を公開している。
http://www.kdengyo.co.jp/news_detail/163/