富士電機は、現場の情報収集から管理業務まで1台で対応可能な、Windows搭載のプログラマブル表示器「MONITOUCH(モニタッチ)X1シリーズ」を発売した。
新製品は、Windowsを搭載することでプログラマブル表示器の機能に加えて、情報処理端末で行う多くの作業を1台で行うことができる。表計算ソフトやデータベースを始めとするアプリケーションの使用が可能となるため、生産変更や出荷台数の管理、日報作成などが現場で行える。また、不具合対応などの際には、現場でプログラムを変更でき、迅速な対応ができる。
また、高速CPUの搭載、高解像度液晶、PCAP(静電容量)タッチスイッチの採用により、視認性の向上と軽快な操作性を実現。パーツの拡大/縮小を行っても、画像品質を保持することが可能。
さらに、同社製品に限らず、生産現場で使われるPLCやインバータ、計測機器など多くの機種と接続でき、対象機種数は約900種類となる。
日本国内のほか欧州、中国、東南アジアなどグローバル市場をターゲットとしており、海外を中心に産業向けネットワークとしてニーズが高いOPC UAや、クラウドコンピューティングに適したMQTTに対応。
画面サイズは、12.1型ワイドと15.6型ワイドの2種類。