日立ソリューションズ・テクノロジーは、「協働ロボット活用ソリューション」の各サービスを新設・強化し、11月5日から提供を開始した。
協働ロボットの導入には、労働安全衛生規則にのっとり、操作者への教育や標準規格に従った安全確保、ワークを変更する度に教示作業や維持するための定型作業を実施する必要があるが、これらを自社で対応することが導入の障壁となっている場合がある。
同社はこうした状況を解消すべく、リスクアセスメントの実施やコンサルティング、技術ファイル・適合宣言書の作成を支援する「安全アセスメント支援サービス」、生産技術部門のロボットに関する煩雑な定型作業(保守受付、一時切り分け、ベンダー対応代行、予備機交換)の代行を支援する「運用アウトソーシングサービス」を新設。
また、協働ロボット操作の教育と安全衛生特別教育を実施し、受講者が労働安全に関する知識と修了証を取得できる「教示トレーニングサービス」、協働ロボット単独の教示作業だけでなく、PLCを含んだロボットシステムの構築を支援する「教示支援サービス」を強化する。
協働ロボットは、ユニバーサルロボット製(UR)と、ファナック製(CRX)を利用して行う。