NTTアドバンステクノロジ(川崎市)は、AI異常予兆検知ソリューション「@DeAnoS(アットディアノス)」を11月13日に販売開始した。
@DeAnoSは、NTTネットワーク基盤技術研究所が開発した異常予兆検知技術「DeAnoS」を搭載し、1000種類を超える監視項目の学習によって、IoT・ICTシステム、機器設備の故障などの異常や予兆を自動で検知し、その要因を推定するサービス。
温湿度・圧力・バイタル・IoTなどのセンサデータや、CPU使用率、警報、実行ログなど、さまざまなデータを監視項目として学習し、膨大な監視項目から異常を検知するため、見逃していた異常や予兆の発見だけでなく、未知の異常発見も可能となる。また、監視項目の要因度ランキングの出力により、迅速な原因分析が行える。学習モデル自動チューニング機能や再学習支援機能により、機器の設置環境やシステム構成の変更、利用状況の変化にも柔軟に対応。
RPAツール「WinActor」と組み合わせることで、データの自動収集や検知後のアクションの自動化が行え、B1ツールとの連携により設備全体の可視化、的確な状態把握が可能。