中東・APACのインフラ需要後押し
グローバルインフォメーションが取り扱うMarketsandMarketsの調査レポート「電気モーターの世界市場(~2026年)」によると、世界の電気モーターの市場規模は予測期間中6.9%のCAGRで推移し、2020年の1133億米ドルから、2026年には1691億米ドルの規模に成長すると予測されている。
中東、アジア太平洋地域における住宅、商用、産業用HVACシステムへの需要の増加、石油・ガス、化学、電力・エネルギー、金属・鉱業、紙・パルプ、排水、船舶、自動車、電力ユーティリティなどの主要産業における利用の拡大などの要因が同市場の成長を推進。一方で、新型コロナウイルス感染症の世界的流行が市場成長の妨げとなる可能性があるとしている。
タイプ別では、ACモーターの部門が期間中最大のシェアを占める見通し。低コスト、速度のバリエーション、高力率、高信頼性、少メンテナンス性、、低損失、ブラシレス性などのメリットが同部門の成長を牽引する。また、地域別では、アジア太平洋地域が最大かつ最速成長の地域となると予測。急速な工業化、各種産業部門におけるインターネットベースの産業運営への移行、自動車産業の成長などの要因が同地域の成長を推進しています。
主要プレイヤーとして、ABB、シーメンス、日本電産、WEG、JOHNSON ELECTRIC、WOLONG、ALLIED MOTION TECHNOLOGIES、REGAL BELOIT CORPORATION、AMETEK、FAULHABER GROUP、東芝、HYOSUNG HEAVY INDUSTRIES、TECO ELECTRIC&MACHINERY、MAXON MOTOR BUHLER MOTORARC SYSTEMS、BROOK CROMPTON、日立、ロックウェル・オートメーション、安川電機を挙げている。
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