生産設備の安定化に貢献
アズビルは、プラントや工場で稼働するバルブの健全性の診断結果を可視化するバルブ解析診断サービスを、クラウド上のWEBコンテンツで提供する「Dx Valve Cloud Service」を11月20日から販売開始した。
新製品は、バルブの稼働データをクラウドに自動送信して解析するため、ユーザーは、バルブ異常兆候発生時や保全計画立案時など「必要なトキに」、メール、Webダッシュボードやレポートなど「必要なカタチで」、事務所、現場、テレワークなどどこでも「必要なシーンで」、バルブの“健康診断”結果を確認することができる。
これまでは、開放点検しなければ分からなかったバルブの異常の早期発見や予測を行うことが可能となり、バルブが原因となるトラブルを未然に防止し、生産設備の安定化を図ることができる。
また、ダッシュボードなどで診断結果を可視化するため、解析や診断作業に伴う特別な技術やノウハウが不要で、バルブの状態をいつでも把握することができ、状態基準保全を考慮した最適なメンテナンス計画を立てることができる。
クラウドサービスは、ISMSの国際規格認証を取得している同社のクラウド運用センターで運用監視を行う。