機械安全への貢献者を表彰する「第6回向殿安全賞」(主管=セーフティグローバル推進機構、IGSAP)の受賞者として、3社1団体と個人4人が決まり、11月26日に表彰式が行われた。
今回の受賞は、団体(企業)の部『功績賞』が日揮ホールディングスの「安全文化構築による国内外プロジェクトにおける労働安全化に貢献」、ダイフクの「“安全は企業存続の基盤であり全てに優先する”を掲げ、安全管理活動をグループ全社で推進」、エフ・シー・シー環境安全企画部の「不安全箇所、不安全行動の削減と機械安全教育の強化による重大労働災害の削減に貢献」が、『奨励賞』がワールドロボットサミットものづくり競技委員会の「ワールドロボットサミットでの安全監視団による安全対策審査活動等による人材育成に貢献」が選ばれた。
個人の部では、『特別功労賞』がロン・ベル エンジニアリングセーフティコンサルタンツ常務取締役の「機能安全規格の開発、国際標準化に多大な貢献」、『功労賞』がホー・シオン・ヒンMOMシンガポール労働省/国際WSHシニアディレクター/同シンガポール労働省アカデミー法規スクール/副学部長の「シンガポールにおけるビジョンゼロ、及び協調安全の連携推進に貢献」、ニック・リグビーHSE(英国安全衛生庁)/主席審査官、及び国際供与責任者の「建設業界におけるマネジメント規制推進による世界的な労働災害防止に貢献」、福田隆文長岡技術科学大学大学院技術経営研究科システム安全専攻教授の「機械安全・システム安全分野に関する研究と実務者教育活動の実践に貢献」が選ばれた。
表彰式はコロナウイルス感染対策のため、ZoomによるWebライブ形式で行われ、IGSAP向殿政男会長から表彰状と記念品が授与された。