新型コロナの影響最小限に抑制
ぺガジャパンは未来のテクノロジーの役割に関する調査結果を公表し、企業・組織の3分の1が新型コロナウイルスのパンデミックの影響に対する十分な準備ができていなかったと認識し、さらにその影響を最小限にするためにインテリジェントな自動化への依存度が増加していることが分かった。
調査では3000人以上のシニア・マネージャーとITスタッフを対象に行い、回答者の84%が将来起こりうるパンデミックや同様の混乱への準備に対して「優先順位が高い」と回答し、現在はBCPに対して意識が向かっている。また将来起こりうる破壊的なイベントに対しては、インテリジェントな自動化がそれを防ぐ主要なテクノロジーであるという回答を得た。
78%がインテリジェントな自動化への投資が増えるとし、74%がリモートワークの混乱がより自動化やAI投資につながると回答し、76%が予測不能な大規模の疫病や自己隔離がインテリジェントな自動化に対する需要増加をもたらすとしている。
またテクノロジーが働き方に影響を及ぼすかについては、86%が劇的またはかなりの変化をもたらすと予測している。例えば、インテリジェントマシンと人が一緒に快適に作業ができるとした人が84%、「労働力」という言葉に人とインテリジェントマシンの両方を含むと答えた人が73%、インテリジェントマシンで人が管理されていても幸せだという回答が61%あった。
また今後、ローコードが台頭し、労働力の多くでローコードのスキルが必要となるとしている。