横河電機はパワーファクターズ社(米国カリフォルニア州)とグローバル再販契約を締結し、パワーファクターズ社が提供する再生可能エネルギー設備向けのアセットパフォーマンス管理(APM)ソリューション「Drive」ソフトウエアプラットフォームの販売を開始した。
太陽光・風力発電や蓄電池のアセット向けに設計されたDriveクラウドプラットフォームは、LCOE(均等化発電コスト)の最適化と、大規模で多様な再生可能エネルギーのアセット群を統合し管理するツールを提供。同プラットフォームと横河電機の有する制御システムやグローバルサービス網を組み合わせることにより、標準化されたハードウエアのインフラとソフトウエアインターフェイスを複数のプラントに導入し、より効率的に管理と分析が行える。
老朽化が進む制御技術や異なるシステム群への対応、データ品質管理、アセットパフォーマンス、法令等コンプライアンスなど、アセットのオーナーやオペレーターが抱える課題に対応する。
両社は、フィールドセンサやデータ収集、制御技術に関する横河電機の専門性と、パワーファクターズ社の高度な分析技術やAPMソフトウエアの組み合わせによって、再生可能エネルギー資源を効率的に拡大し、最適化させるという課題に取り組む企業を支援するとしている。