三菱電機は、中部電力パワーグリッド向けに、配電設備の状態から分析したリスクに応じ、設備投資計画の最適化を支援する「長期計画策定支援システム」を納入した。
設備投資計画の最適化を支援するシステムの納入は国内初で、高経年化した配電設備の劣化による電力供給への支障や、電柱が倒れるなどの公衆災害を未然に防止するとともに、透明性の高い最適な設備投資計画の立案・実行に貢献する。
同システムは、配電設備の情報を活用し、設備の劣化状態判定・リスク分析を実施。そこで生成した投資施策の組み合わせを最適化し、設備投資計画の立案・実行に貢献するもの。
このシステムは、カナダ・コッパーリーフテクノロジーズ社の電力・社会インフラ設備向けのアセットマネジメント意思決定支援ソフトウエア「C55」と、同社のIoTプラットフォーム「INFOPRISM(インフォプリズム)」のアセットマネジメントソリューション向け製品を組み合わせたもの。