日立ソリューションズは、新常態(ニューノーマル)により、物品の取扱量が増大する物流業での倉庫への入荷からピッキング、出荷までの業務を効率化できるソリューションを、12月2日から販売開始した。
同ソリューションは、複数のバーコードやQRコードを一括で読み取り、AR(拡張現実)技術で業務システムの情報とリアル空間を組み合わせる「Scandit Barcode Scanner SDK(ソフトウエア開発キット)」を活用し、作業の効率化を実現する。
スマートフォンやタブレット端末などのスマートデバイスと、そのカメラを活用し、モバイル・コンピュータビジョン技術によって暗い場所や離れた場所でも複数のバーコードやQRコードを瞬時に読み取ることができ、汚れや破れているコードも高い認識率で読み取ることが可能。これにより、入出荷時の検品において、物品の個数確認を瞬時に行うことができ、業務システムが保持する出荷先などのデータをバーコード上にAR表示して見える化することで、視覚的に判断できるようになり、作業ミスの防止といった品質確保が行える。