スギノマシン(富山県魚津市)は、産業用ロボット「スイングアーム式コラムロボット」の軽可搬・小型タイプを開発した。販売開始は2021年4月を予定。
新製品は、工作機械の室内に組み込んでのワークの搬入出作業を想定しており、制御軸数を最適化することで軽量と小型化を実現。軸構成を従来機種の6軸から4軸とシンプルにし、軽量・コンパクトにしている。
軽量アームと高剛性なリンク構造により高速動作が可能。小型でありながら、上下ストローク390mmと広い可動範囲で、可搬質量は7kg(オプションで増量可能)。NCでの操作に対応し、工作機械に慣れた人が導入しやすい制御方式となっている。
工作機械内での搬送、付帯動作、生産ラインでの小型部品の搬送、加工エッジ部のバリ取りなどに適している。